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CALOの日常を

なぜ、美容師になったのか?後編

結構カラオケが得意なfumiです🎤(コロナ終わったら誰か行きましょう^^)

さて、美容師になったきっかけの後編です!

Xデーは突然やってきました!

僕はその当時から祖父母が大好きで、小4の時に1人で電車に乗って片道2時間ほどかけて祖父母のもとに行けることがわかって、2ヶ月に1回ぐらい遊びに行ってました。

そんな時、中2の僕はのびのびの髪の状態で祖父母の家に遊びにいきました。

それを見た祖母は

「あんた、それじゃあいけんわいねぇ!綺麗にせにゃー!美容院行こうやー!」

と言ってきたのです‼︎

前編で書いたとおり、小さい頃に潜在意識に美容室は苦痛だ!と刷り込まれていたので、連れて行こうとする祖母に僕はめちゃくちゃ抵抗しました!

それでも祖母はイヤがる僕を無理矢理連れて行こうとしたのです!もう、拉致以外の何物でもありませんでした!w

で、その行き先は1階にスーパー、2階に美容室というところで、予約もなく飛び込みで入り、祖母は僕を1人残し1人で下のスーパーに買い物に行ってしまいました。

1人取り残された僕は

「イヤだ!早く帰りたい!イヤだ!早く帰りたい!」と、とにかく不安でしょうがなくて、待合で泣いてしまうのです(;_;)

「お待たせしました、どーぞー!」

と僕を呼ぶのですが、呼んだ中学生が泣いてる!とスタイリストさんもびっくりされてましたw

でも、そのスタイリストさんは不安で泣いてる僕に優しく声をかけてくれたり、中学生の僕に合うテンション上がりそうな話をたくさんしてくれたのです!

最初、本当にイヤでしょうがなかった空間だったんですが、徐々にスタイリストさんの話が耳に入っていって、不安だった気持ちがちょっとずつ解放されていく感覚がしました。

気付いた時にはそのスタイリストさんの話が面白くて笑ってる自分がいました!

最後、スタイリングをしてくれた時にも感動しました!なぜならスポーツ刈りしか知らない僕が、初めて毛先で遊んだ僕を見たからです!w

めちゃくちゃカルチャーショックだったんですよねぇ✨

「この人と話するとなんか元気になるし、髪型もなんかすごいし、その人自体も他のスタッフさんとは少し雰囲気が違ってかっこいい!」と美容を何もわからない子どもながらにすごい衝撃を受けたのです!

そのスタイリストさんきっかけで美容師に興味を持ち、自己表現、主張ができるすごい仕事なんだなぁ!と思い、気付いたら美容師以外全く興味なっくなってました!

これが美容師を目指すきっかけです^^

人生何がきっかけで変わっていくかわからないもんですが、今では祖母に拉致されたことを本当に感謝してます!

なので、今でも月に1回祖母の家に行ってカットしてます✂︎✂︎✂︎

今でも意識してることの一つが、来てくれたお客様が解放的な気持ちになって、気兼ねなくお話してもらうことです。この裏には僕を解放的な気持ちにしてくれたスタイリストさんの存在があったからなんですねぇ^^

今でもそのスタイリストさんは僕の目標です!